先週、7月25日(土)、
海にでも行きたくなるような夏らしい休日でしたが、
みなさんはどのように過ごされましたか?
弊社のセミナールームでは、
「コミュニケーション」をテーマに、
6時間という長時間のセミナーが開催されました。
講師は、エム・アイ・アソシエイツ株式会社から、
森理宇子(りうこ)氏をお招きしました。
森氏は、国内大手メーカーの人事総務マネージャーと
してのご経験が長いこともあり、ご紹介いただく
事例も分り易く、とても現場感覚で学べるセミナーでした。
全体の構成は、こんな感じです。
第1章:コミュニケーションとは
リーダーシップとコミュニケーション
コミュニケーションの定義・特徴・目的
第2章:「受信力」を高める
調和的に聴く
とらえ方のくせを知る
とらえ方を変えて目標に近づく
第3章:「発信力」を高める
表現することの重要性とそれが難しい理由
効果的な発信
自他尊重の発信
第4章:アクションプランを立てる
全体を通じて、特に印象に残ったポイントをお伝えしたいと思います。
★言葉以上に伝わるもの
セミナーの最初のほうで、参加者同士がペアになって
言葉を交わしながらキャッチボールするワークがありました。
初対面の参加者同士は、相手が受け取り易いように
皆さんとても気をつけて投げています。
乱暴な物言いになった場合には、
きっとボールを投げつけるというイメージですね。
ボールがあることで、相手に“ちゃんと伝わるように”伝えようと
いう意識が大きく働いているのが分ります。
私たちは日常、このように言葉を発する時に意識できているでしょうか?
日常会話にボールはないので目には見えないのですが、
表情や態度、口調などで、
言葉以上に気分や感情が相手に伝わっているんだなぁと実感する
シーンでした。
★受信力と発信力のバランス
簡単なチェックリストで、参加者が自身の型を診断するという
ワークがありました。
結果は、次のとおりでした。
バランス型(双方向でバランスよく):2名
発信型(積極的に表現する力強いコミュニケーション):4名
受信型(状況に合わせたソフトなコミュニケーション):16名
バリア型(一人でコツコツ取り組むタイプ):2名
以心伝心、和を以て尊しとなす、空気を読む等々、
日本人は自己主張するより、その場の状況を乱さない
コミュニケーションの取り方をする人が多いんだなぁと、
これも改めて確認できたシーンでした。
皆さんは、ご自身でどのタイプだと思われますか?
リーダーや、リーダーを目指す人に限らず、
やっぱりバランス型を目指して、スキルアップしたいですね。
★自分のフィルター
相手の態度や言動
↓
フィルター(物事のとらえ方、考え方)
↓
感情
↓
自分なりの解釈
↓
反応
私たちは、物事に反応する時に上記のようなプロセスを
踏んでいるということを確認しました。
確かに同じ出来事があっても、
人によって反応は様々ですよね。
もしもそれが、ネガティブな方向に向かいがちだとしたら、
次のような傾向がないか振り返ってみませんか。
「べき思考」 部下は上司の指示を黙ってきくべきだ・・・
「どうせ思考」 どうせうまくいくはずがない・・・
「妄想」 みんな私のこと・・・
等など、他にもたくさんありがちなフィルターを教えていただき、
ワークを通じて自分の癖を確認しました。
皆さんはいかがですか?
無くて七癖、冷静なつもりでも人間、何かありそうですよね。
まずそれを知ることで、自己コントロールができそうです。
★自他尊重の発信
周囲の人とうまく連携して仕事をするため、
また、仕事以外でも気持ちのよい人間関係を築くために
必要な発信の仕方を学びました。
特にリーダーシップを発揮するためには、
とても重要なポイントです。
攻撃的でもなく、言いたい事を言えない非主張型でもなく、
相手にも配慮しながら、自分の気持ちや価値観を伝え、
理解を得る表現の仕方です。
うまく出来ない背景にある「自分のくせ」を知ったり、
「私は・・・」で始める「Iメッセージ」などを学び、
日常ありがちな様々なシーンを想定して、
その受け答えを考えるワークや、他の参加者とのシェアを
行いました。
以上、紹介させていただいた内容は、
「そんなこと、分っているよ」というものもあるかと思います。
でも、日々の実践の中で、どれだけ実行できているでしょうか。
特にネガティブな感情が伴うと、良好なコミュニケーション、
良好な人間関係とばかりは行かないのが現実ではないでしょうか。
これを機に、皆さんもちょっと「自分のくせ」
振り返っていただいてはいかがでしょうか。
森氏のお話しの中で、
よいコミュニケーションには、
知性・理性・感性
が必要というのがありました。
コミュニケーション力を鍛えるということは、
つまり、『自分自身を磨く』ことでもある訳ですね。
セミナー後のアンケートでは、
◆今回受信中心だったので、発信についてもっと学びたい
◆ビジネスシーンの応用編なども勉強したい
など、コミュニケーション研修に関連して様々なご意見も
いただきました。
ぜひ今後の参考とさせていただき、
続編のご提供ができたらと考えております。
最後までありがとうございました。(K)
投稿日: 2009年07月28日